ワタミの宅食への申し込みは無料なのか、あるいは送料やお試しセットに関する費用はどうなっているのか気になりますよね。高齢者の見守りや不在時の対応など、実際に利用するとなるとブログや口コミの情報だけでは不安な部分もあるかと思います。
私自身も最初はログイン後のマイページで何ができるのか、解約はスムーズなのかと色々調べた経験があります。この記事では、そんな疑問を解消するために情報を整理しました。
記事のポイント
- 入会金や解約金といった初期費用の有無
- 冷凍と冷蔵で異なる送料の仕組み
- 鍵付きボックスや容器回収の無料メリット
- 現在利用できるお得なキャンペーン情報
ワタミ宅食の申し込みは無料?7つの0円メリット
「ワタミの宅食」と検索すると「無料」というキーワードが出てきて気になっている方も多いはずです。結論から言うと、お弁当自体がタダになるわけではありませんが、他社では有料になりがちな「手数料」や「設備費」が驚くほどカットされています。
ここでは、申し込む前に知っておきたい金銭的なメリットを整理しました。
入会金や年会費などの初期費用なし
これから宅配弁当を始めようと考えている方にとって、最初に気になるのが「始めるためにいくらかかるのか?」という点ではないでしょうか。結論から申し上げますと、ワタミの宅食では入会金や年会費といった初期費用は一切かかりません。
これは「冷蔵のお弁当」を利用する場合でも、「冷凍の惣菜(ダイレクト)」を利用する場合でも共通のメリットです。
食材宅配サービス業界全体を見渡してみると、実は「始めるだけでお金がかかる」サービスは少なくありません。
最も代表的なのが、多くの高齢者世帯でも利用されている「生協(コープ)」です。生協に加入する際は、運営資金として「出資金」を預ける必要があります。
金額は地域によって異なりますが、一般的に500円から1,000円程度。もちろん、この出資金は脱退時に返還されるルールにはなっていますが、申し込みの時点で一時的とはいえ手出しが発生するのは、心理的なハードルになりがちです。
その点、ワタミの宅食は非常にシンプルです。会員登録(申し込み)をするだけなら0円。お弁当を注文して初めて商品代金が発生するという仕組みです。
「とりあえず登録だけしておいて、メニューを見てから決める」「親の家に送る準備だけしておく」といった使い方ができるのも、初期費用が無料だからこそ。
もし登録後に「やっぱり合わないな」と思って利用しなくても、年会費が引き落とされるようなことはありませんので安心してください。
休止中も維持費はかかりません
例えば「入院中だけ使いたい」「夏場の料理が大変な時期だけ頼みたい」というスポット利用の場合でも、使っていない期間(休止期間)に管理費などが請求されることはありません。必要な時だけ注文し、不要な時は放置しておける手軽さが魅力です。
冷凍ダイレクトはお試し送料無料
ワタミのサービスには、毎日スタッフさんが届けてくれる「冷蔵タイプ」と、宅配便でまとめて届く「冷凍タイプ(ワタミの宅食ダイレクト)」の2種類があります。ここで絶対に押さえておきたいのが、冷凍サービスの「お試しセット」に適用される送料無料特典です。
通常、冷凍食品を通販で購入すると、クール便の送料がどうしても高くつきます。ワタミの宅食ダイレクトの場合も、通常購入(都度購入)や2回目以降の定期購入では、全国一律で800円(税込)の送料がかかります。
お弁当自体が安くても、毎回800円が加算されると、トータルの出費は結構な額になってしまいますよね。
しかし、初めて利用する方限定の「お試しセット」に関しては、この送料が全額ワタミ負担(無料)になります。
例えば、人気の「いつでも三菜(10食セット)」や「いつでも五菜(10食セット)」を注文する場合、商品代金だけで届けてもらえるのです。これは実質的な「800円値引き」と同じ効果があると言えるでしょう。
「冷凍弁当って味が薄いんじゃないの?」「解凍したらベチャッとならない?」といった不安がある中で、余計なコストをかけずに味を確かめられるのは大きなメリットです。もし味が口に合わなければ、お試しだけで終了しても全く問題ありません。

不在時の鍵付きボックスも0円貸出
日中はお仕事で家にいない方や、足腰が悪くて玄関まで出るのに時間がかかる高齢者の方にとって、「受け取り方法」は死活問題です。特に冷蔵のお弁当は毎日届くため、その都度対応するのは大変ですよね。
そこで活躍するのが「置き配」ですが、ただ玄関前に置かれるだけでは衛生面や防犯面で不安が残ります。
ワタミの宅食(冷蔵)では、希望するユーザーに対して「鍵付き安全ボックス」を無料で貸し出しています。これは断熱材が入った頑丈なプラスチック製のボックスで、専用の蓄冷剤と一緒にお弁当を入れることで、鮮度を保ちながら夕方頃まで保管できるようになっています。
他社の食材宅配サービスでも留守置き対応はありますが、専用の鍵付きボックスを利用するには「月額レンタル料」がかかったり、あるいは「自費で宅配ボックスを購入してください」と言われたりするケースも珍しくありません。
ワタミの場合、担当のまごころスタッフさんに「留守がちなのでボックスを貸してほしい」と伝えるだけで、追加料金なしで利用できます。
設置場所についても柔軟に対応してくれます。玄関前はもちろん、車庫の奥や勝手口など、目立たない場所を指定することも可能です。
オートロック付きのマンションにお住まいの場合でも、管理人さんや宅配ボックスの共有など、物件ごとのルールに合わせて相談に乗ってくれることが多いので、諦めずに問い合わせてみる価値があります。

容器回収や解約金もコストゼロ
実際に利用を始めると地味に効いてくるのが「ゴミの処理」と「辞める時の手続き」です。ワタミの宅食には、これらに関しても隠れた「無料」のメリットが存在します。
まず、冷蔵のお弁当容器についてです。毎日お弁当を食べると、空になったプラスチック容器がどんどん溜まっていきますよね。自治体によっては指定のゴミ袋が有料だったり、プラごみの収集日が少なかったりと、処分するだけでも一苦労です。
特に高齢者世帯では、嵩張るゴミを集積所まで運ぶのが重労働になることもあります。
ワタミでは、食べ終わった容器を軽く水洗いして玄関先(またはボックスの中)に戻しておけば、翌日の配達時にスタッフさんが無料で回収してくれます。
回収された容器はリサイクル工場へ運ばれ、新しい容器の原料や固形燃料として再利用されます。環境に優しいだけでなく、家計の「ゴミ袋代」と「ゴミ出しの手間」をゼロにできるのは、利用者にとって非常に大きな恩恵です。
次に「解約金」についてです。通信回線や一部の定期通販などでよくある「◯ヶ月以内に解約すると違約金が発生する」といった縛りは、ワタミの宅食には存在しません。
「とりあえず2週間だけ頼んでみたい」と思って始めて、その後すぐに止めても解約金や違約金は0円です。定期注文をしている場合でも、次回お届け予定日の前週水曜日までに連絡すれば、スムーズに停止できます。
ナッシュや生協と開始費用を比較
ワタミの宅食がいかに「初期費用」や「見えないコスト」を抑えているか、競合サービスと比較するとより明確になります。ここでは、冷凍宅配弁当で人気の「nosh(ナッシュ)」と、食材宅配の定番「生協(コープ)」を例に挙げて比較してみましょう。
| 比較項目 | ワタミの宅食 (冷蔵) | ワタミの宅食ダイレクト (冷凍) | ナッシュ (nosh) | 生協 (コープ) |
| 入会金 | 0円 | 0円 | 0円 | 出資金が必要 (500〜1000円程) |
| 送料 | 込み (実質無料) | 通常800円 お試しは0円 | 地域別有料 (約1000円〜2000円超) | 手数料あり (子育て割引等除く) |
| 留守置き | 無料 (鍵付き) | 不可 (宅配便) | 不可 (宅配便) | カバー等実費の場合あり |
| 容器回収 | 無料回収 | 使い捨て | 使い捨て | リサイクル回収あり |
ナッシュはメニューがおしゃれで若年層にも人気ですが、送料が地域によって異なり、特に北海道や沖縄では2,000円以上かかる場合もあります。
会員ランク制度で商品代金は下がりますが、送料はずっと発生し続けるため、トータルコストで比較するとワタミの「送料無料(冷蔵)」や「お試し送料無料(冷凍)」の強さが際立ちます。
また、生協は商品価格自体は安いものの、注文しない週でも「システム手数料」や「個配手数料」がかかるケースがあります(地域や条件による)。
「頼みたい時だけ頼んで、余計な固定費は払いたくない」という方には、ワタミのようなシンプルな料金体系が合っていると言えるでしょう。
ワタミ宅食の申し込みや無料特典の活用ガイド
ここまで、ワタミの宅食に隠された数々の「無料」メリットについて解説してきました。
ここからは、それらを最大限に活用して、少しでもお得に、そしてスムーズに利用を開始するための実践的なガイドをお届けします。申し込み画面で迷わないためのポイントも押さえておきましょう。
最新の半額キャンペーンやクーポン
ワタミの宅食では、新規利用者獲得のために定期的に大型キャンペーンを実施しています。これを知らずに申し込んでしまうと、「後からキャンペーンを知って損をした!」ということになりかねません。
過去には、冷蔵のお弁当(5日間コース)を注文すると「2食分が実質無料」になるキャンペーンや、「初回1食無料」といった強力なオファーが出ていたこともあります。
また、最近の傾向としては「1食あたり半額」で試せるキャンペーンなどが期間限定で開催されることが多いです。
また、冷凍の「ワタミの宅食ダイレクト」を利用する場合は、クーポンコードの入力が必須です。入手方法は主に以下の3つです。
- 公式メルマガ登録:「WELCOME500」のような初回限定コードが送られてくることがあります。
- LINE友だち追加:公式アカウントを友だち登録すると、すぐに使える300円〜500円OFFクーポンがもらえるケースが多いです。
- お試しセット購入後の特典:一度お試しセットを購入すると、その後の定期購入で使える割引クーポンが同梱されていたり、メールで届いたりします。
これらの情報は公式サイトのトップページや「お知らせ」欄に掲載されていますが、見落としやすい場所に書かれていることもあります。申し込みボタンを押す前に、一度トップページに戻ってバナーなどを確認する癖をつけると良いでしょう。
特に「ワタミの宅食(冷蔵)」と「ワタミの宅食ダイレクト(冷凍)」ではキャンペーン内容が全く異なるので、混同しないように注意が必要です。
ネットや電話でのスムーズな手続き
申し込み方法は、パソコンやスマホを使った「Web申し込み」と、オペレーターと話す「電話申し込み」の2種類があります。どちらも申し込み自体は無料ですが、それぞれのメリットと手順を把握しておきましょう。
Web申し込みの流れ(おすすめ)
24時間いつでも手続きでき、入力ミスも防げるため、基本的にはWebからの申し込みがおすすめです。
- エリア確認:公式サイトのトップページで郵便番号を入力します。ここで「冷蔵のお弁当」が配達可能なエリアかどうかが即座に判定されます。もしエリア外だった場合は、全国対応の「冷凍(ダイレクト)」へ誘導されます。
- 商品選択:「まごころおかず」「まごころ手鞠」などから好みのコースを選びます。
- 期間選択:「5日間(平日)」か「7日間(毎日)」などを選びます。
- 会員登録:名前、住所、電話番号などを入力し、ワタミID(無料)を作成します。
- 支払い方法選択:クレジットカード情報を入力します。冷蔵の場合は、担当スタッフによる現金集金を選べることもあります。
電話申し込みの流れ
「スマホの操作が苦手」「細かいことを相談しながら決めたい」という場合は、フリーダイヤル(0120-321-510など)を利用しましょう。通話料は無料です。
電話口では、「初めて利用したいのですが」と伝えれば、オペレーターが住所から配達エリアを確認し、おすすめのお弁当を提案してくれます。ただし、電話受付時間は通常9:00〜18:00に限られるため、夜間に思い立った時はWebが便利です。

マイページへのログインと注文管理
申し込みが完了して会員登録(ワタミID作成)ができると、あなた専用の「マイページ」にログインできるようになります。このマイページは、ただ注文履歴を見るだけの場所ではありません。長く続ける上で非常に便利な「無料の管理ツール」として機能します。
具体的にマイページでできることは以下の通りです。
- お休み(スキップ)の設定:「来週は旅行に行くからお弁当を止めたい」という場合、次回お届け予定日の前週水曜日までなら、ボタン一つでその週の配達をキャンセルできます。電話をする必要はありません。
- 注文内容の変更:「ご飯付きのコースに変えたい」「量を減らしたい」といった変更も可能です。
- クレジットカード情報の更新:有効期限切れやカード変更の手続きもここで行えます。
- お届け先の追加:例えば「実家の親の分も自分のIDで注文したい」という場合、お届け先を追加登録して管理することができます。
特に「お休み設定」は非常に重要です。ワタミの宅食は基本的に「自動継続(定期注文)」になることが多いので、不要な週は早めにマイページからスキップ手続きをする癖をつけておくと、無駄な出費を防ぐことができます。
高齢者も見守り無料で安心の配送
ワタミの宅食を利用する動機として、「離れて暮らす親の食事が心配」という方は非常に多いです。そんな方にぜひ知っていただきたいのが、ワタミの配送システム自体が持つ「無料の見守り機能」です。
冷蔵のお弁当は、担当の「まごころスタッフ」が毎日決まった時間帯に手渡しで届けるのが基本です。この際、スタッフは単にお弁当を渡すだけでなく、「こんにちは、今日の体調はいかがですか?」といった簡単なコミュニケーションを取ります。
もし、チャイムを鳴らしても応答がなく、鍵付きボックスにお弁当が残ったままになっているような「異変」を感じた場合、スタッフは事前に登録された緊急連絡先(ご家族など)に連絡を入れてくれる仕組みになっています。
これは有料のオプションサービス(みまもりサービス)とは別に、通常の配送業務の一環として行われている対応であり、追加料金はかかりません。
もちろん、より手厚い見守りを希望する場合は、月額料金を払って「みまもりサービス」に加入することも可能ですが、多くの利用者にとっては、この「日々の無料の声掛け」だけでも十分な安心材料になっています。
親御さんが「監視されているようで嫌だ」と有料サービスを拒否する場合でも、「お弁当を届けてもらうついで」なら受け入れやすいという心理的なメリットもあります。
ワタミ株式会社は、病者・高齢者食宅配市場で長年にわたり売上シェアNo.1を獲得しており(出典:ワタミ株式会社 プレスリリース)、その実績の裏にはこうした地域密着型の配送ネットワークの強さがあります。
ワタミ宅食の申し込みは無料要素を使い倒そう
今回は「ワタミ 宅食 申し込み 無料」と検索している方に向けて、申し込み自体が無料であることはもちろん、送料、設備、手数料など、様々な場面で「0円」のメリットがあることを解説してきました。
最後に改めて、ワタミの宅食を利用する上で活用すべき「無料要素」をまとめておきます。
「食事そのものが無料」になるわけではありませんが、これだけの付帯サービスが追加料金なしで利用できるのは、大手ならではの強みです。
特に、他社サービスで「送料が高い」「入会金がかかる」と悩んでいた方にとって、ワタミは非常に始めやすい選択肢と言えるでしょう。
迷っている方は、まずはリスクのない「冷凍お試しセット(送料無料)」か、1週間単位で気軽に止められる「冷蔵の5日間コース」から始めてみてはいかがでしょうか。
実際に食べてみて、味やスタッフさんの対応を確認してから継続するかどうかを決めるのが、失敗しないコツですよ。
※記事内で紹介したキャンペーン内容や価格、クーポン情報は時期によって変動する可能性があります。申し込みの際は必ず公式サイトで最新情報をご確認ください。